11.5 本章のまとめ
この章では次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- Ajax は「Asynchronous JavaScript and XML」の略称で、ページ全体をリロードすることなく、部分的にサーバーとデータをやり取りできる技術である。
- Web API は Web Application Programming Interface の略称で、Web 技術を利用して、異なるコンピューター間でソフトウェアの機能を共有する仕組みである。
- XMLHttpRequest とは古くから使われている非同期通信の方法である。
- Fetch API は Promise オブジェクトを介して、サーバーとの通信から得た通信結果を簡便に取り出せる。この章では GET リクエストを学習した。POST・DELETE など他の HTTP メソッドについては第 13 章で学習する。
この章では、現在の Web アプリケーション開発を支える Ajax と Web API について学習しました。それらの仕組みは、かつては XMLHttpRequest が支えていました。現在は、非常に強力な機能を持った Fetch API が登場したことで、大規模な Web アプリケーションが、日々大量のデータを送受信しても破綻せずに動作していられるのも、これらの優れた技術があってこそです。
これまで以上に、何度も何度も反復学習とコーディングを繰り返し、非同期処理への正しい理解を深めるように心がけてください。
なお、この章で学習した Fetch API は、サーバーからデータを「取得する」GET リクエストのみを扱いました。実際の Web アプリケーション開発では、データを「送信する」POST リクエストや、「削除する」DELETE リクエストも頻繁に使用します。これらについては、第 13 章「サーバーサイドとの JSON 連携」の中で、Java サーブレットと Fetch API を組み合わせた実践的な演習を通じて学習します。
