13.4 本章のまとめ
この章では次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- Java サーブレットでは、Jackson ライブラリの writeValueAsString メソッドを使って、Java オブジェクトを JSON 文字列に変換できる。
- レスポンスの Content-Type を application/json に設定することで、ブラウザ側で JSON 形式であることを認識できる。
- Fetch API の method プロパティで、GET、POST、DELETE などの HTTP メソッドを指定できる。
- POST リクエストでは、body プロパティに送信するデータを含める必要がある。
- サーバーサイド(Java)とフロントエンド(JavaScript)を JSON 形式で連携させることで、動的な Web アプリケーションを構築できる。
この章では、これまで学んできたすべての知識を統合して、実際に動作する Web アプリケーションを作成しました。
Java サーブレットでの JSON 返却、Fetch API での HTTP リクエスト、DOM 操作による画面更新といった、現代の Web 開発で必須となる技術を一通り体験できたと思います。今回作成した TODO 管理アプリは非常にシンプルですが、この構造を理解すれば、もっと複雑な業務アプリケーションにも応用できます。例えば、EC サイトの商品一覧表示、在庫管理システム、顧客管理システムなど、多くのシステムがこの基本パターンの延長線上にあります。
実務では、さらにデータベース連携、エラーハンドリングの充実、セキュリティ対策(CSRF 対策、XSS 対策など)、バリデーション、認証・認可などを追加していくことになります。しかし、その土台となる「サーバーとクライアントが JSON でデータをやり取りする」という基本構造は、この章で学んだ内容そのものです。
ぜひ、このアプリケーションをベースに、機能を追加したり、デザインを改善したりしながら、理解を深めていってください。
