2.3 コメントの書き方

JavaScriptに限ったことではないですが、プログラミングを学んでいく上ではコメントと呼ばれるものが重要になってきます。コメントは、プログラムの中に書き残すことのできる、メモ書きのようなものです。コメントを残すことによって、何の処理をしているか、なぜその処理が必要か、ということを理解するのが簡単になります。コメントは、プログラムの動作には全く影響を与えません。
コメントの書き方には、「//」を使う方法と、「/*…*/」を使う方法の2通りがあります。覚えておきましょう。

1. 「//」を使ってコメントを書く方法

「//」を使う方法では、「//」以降、その行の終わりまでがコメントになります。

図 2.3.1 : 「//」でコメントをつけた例

2. 「/*…*/」を使ってコメントを書く方法

コメントを書くもうひとつの方法は、「/*…*/」を使います。「/*」と「*/」で囲まれた範囲がコメントとなります。この場合、複数行にまたがってコメントを書くことができます。

図 2.3.2 : 「/*…*/」でコメントをつけた例